「米作りの会」2011 田んぼレポート1回目
先日、告知いたしました
田植え&稲刈りイベントにつきましては、
1週間ほどで定員に達しました。
同じ想いで、取り組んでくださる方の輪ができて、大変うれしく感じております。
ありがとうございました。
このイベントを「米作りの会」とよぶことにして、
田んぼの一年をレポートしていきたいと思います。
<2011年5月9日>
苗代(なわしろ)の作業
田植えのときには、稲の苗を田んぼに植えつけていきます。
その苗を作る作業です。
苗代というのは、
実際田植えをする田んぼではない場所で、
稲の種(種籾たねもみ)をまき、苗になるまで育てる苗床のことです。
まず、水がひかれた泥状の用地を、ならします。
(写真上 青いシャツを着た方がされています)
そこに、小さい穴があいているビニールをかぶせます。
あらかじめ、「水稲育養粒」という土を
専用の板状のプランターに入れて、
そこに種籾をまいておきます。
それを、先ほどのビニールの上に設置していきます。
作業がしやすいように、そのプランターを、専用の台車にのせて、そこから取って設置している写真です。
ずら~っと並べられます。
この後、ビニールハウスのようにビニールをかぶせていきます。
苗代をする田んぼは、
実際に田植えをする田んぼより、すご~く狭いことに驚きました。
「えっ??このスペースで、それだけの田んぼをまかなう苗ができるの??」
というくらい。
さて、この苗代の作業ですが、
今となっては、この作業を省くために、
農協から苗を買い付ける農家さんが多いようです。
萩原農園では、
苗代を一から手作業で行っていて、米作りをこちらの農園でさせてもらうことにしてよかった~とうれしく感じました。
この日は、夏のような暑さ。
大変な重労働です。
感謝しつつ、農園をあとにしました。