こども料理教室~KIDS COOKINGのご案内


こども料理教室~KIDS COOKING

はじめに

幼児の料理教室の目的は、大人のように「お料理がうまくなりたい」という気持ちを満たすものではありません。

料理って、切る、混ぜる、炒める、注ぐ、巻くなど、五感を刺激する作業であり、「次は何したらいいかな?」と自らやるべきことを考えて行動できるようになったり、段取り力も身につくものなのです。

好き嫌いがあるお子さんも、自分で作ることで、食べられるようになりますよ。
また、食を通して文化や風習を自然に知ることができたり、マナーが身についたり・・etc。

そして、何より、自分に対する自信がつくのです。

「ぼく、上手にひっくり返せた!」「私が作ったお料理って、おいしい!」という満面の笑み。
毎回約1時間半の調理の作業を通じて、こどもたちは、必ず、自信と達成感を
味わうことができます。
そして、おうちに帰って、パパやママのためにお料理を作って、おいしいと喜んでもらえたら、いつもしてもらうばかりのこどもたちが、人を喜ばせるということを通じ自分の存在価値をしっかりと胸に刻むのです。

このすばらしい体験を、ぜひ、小学校に上がる前からこどもたちに経験させてあげたいという想いで立ち上げたのが “KIDS COOKING”です。

 

ママは見守るだけ、すべてこどもたちが料理を完成させます!

 

 

 

対象 未就園児 (2006.4~2007.3生まれのお子さん)
*来年以降は引き続きこのクラスが上がっていきます。

実施日  2009/5 より、毎月 第3火曜日
*定員に達した場合、別日を設定します。

 

(2010になり、子供たちが幼稚園に行き始めたら、曜日を変更します)


場所    大和郡山市の自宅にて
(JR、近鉄利用可能。申し込み後、詳細をお伝えします。)

タイムスケジュール
10:00 受付、準備
10:15 料理開始
11:45 いただきます~自分たちで作った料理をママといっしょに
13:00 後片付け終了

 

内容

未就園児さんのクラスは、まずは、包丁を使わずにお料理をしていきます。

ピーラーでむく、はさみで切る、混ぜる、こねる、丸めるなどの作業が中心です。
幼稚園に入れば、包丁も使えるようになります。

 

メニューは、
季節のご飯(炊き込み・混ぜご飯・すし)+だしをとって作る汁もの+副菜一品+おやつを作ります。

 

お申し込み方法
お知り合いの方は、お子様、保護者の方のお名前、ご住所、電話(自宅、携帯)、メールを直接お知らせください。

 

メニュー

 
5月「春よこんにちは」

えんどう豆のご飯
あさりのお吸い物(貝から出るだしを使って)
きのこの佃煮
マーラーガオ(中華風蒸しケーキ)

*お話・・・春の豆、潮干狩りについて

 

6月「乾物を使おう」

ひじきご飯
わかめのお味噌汁(昆布といりこでとるだしを使って)
高野豆腐の卵とじ
みつ豆

*お話・・・梅雨と乾物について

 

7月「初夏のご飯」

枝豆とじゃこのご飯
卵豆腐のお吸い物(昆布とかつおでとるだしを使って)
ごま和え
ぐりとぐらのホットケーキ(ホットケーキミックスを使わずに作ります)

*お話・・・ぐりとぐらの絵本の読み聞かせ、枝豆について

 

 

 

使用器具に関して

はさみ、ピーラー、フライ返し、包丁などの器具は、こどもの食育用に開発された器具を用います。
火はIHヒーターを使用します。

 

持ち物

●子供用エプロン
●三角巾(バンダナなどで結構です)
●手拭タオル、食事の際のおしぼり
●子供用の使い慣れた箸、フォーク、スプーン

 

キャンセルについて

体調不良などで、キャンセルの場合は2日前の9時までにお願いします。
以降は、材料の関係で、やむなく半額ご負担いただきます。
月によりますが、別日にも教室がある場合、ふりかえでご受講いただくことも可能です。

 

 

 

 

 

講師プロフィール

 

奈良女子大学家政学部食物学科卒業、辻調理師専門学校卒業。
中高家庭科一種免許、食育スペシャリスト、調理師、キッズキッチン協会公認インストラクター(http://www.kids-kitchen.jp/)の資格を持つ。
食育研究家・坂本ひろ子先生の考えに感動し、師事する。

現在は、辻調理師専門学校、辻製菓専門学校、ヒューマンアカデミーのほか、3歳からの幼児料理教室(キッズキッチン)などで講師を務める。

そのほか、フードコーディネーターとして商品開発、料理教室主宰、ケータリング、講演会講師、料理本の執筆など、食の仕事を多方面に行う。

著書に、『科学でわかる お菓子の「なぜ?」』(柴田書店)、『西洋料理のコツ』(学研)がある。