キッズサイエンスクッキングとは
キッズサイエンスクッキングは、
料理からサイエンスを学ぶ、小学生を対象とした
「料理×科学実験プログラム」です。
「料理は科学」
食材がおいしい料理に変身する過程は、化学変化の連続なのです。
子供は理科の実験が大好きです。
家庭科の調理実習も楽しく盛り上がります。
これは、科学実験にも料理にも、驚きと発見があり、好奇心がかき立てられる、
ワクワクする要素がたくさんあるからではないでしょうか。
このプログラムは、科学と調理実習を組み合わせた、
すべてが自由研究のような学びの構成になっています。
まず、子供たちは、おいしい料理やお菓子を作るために、
エプロンをつけて調理実習を始めます。
では、どうやって目の前にある食材の成分を変化させて、
おいしい味にしていくのかというのがテーマです。
そこでは、学校で習う砂糖の溶解度や、
炭酸水素ナトリウムの化学反応を利用していたり、
タンパク質が変性するということを知ったり、
「理科」が「料理を作る」上で、カギとなっているのだということに気づきます。
そして、学校では試験管やビーカーでする実験と同じことを、
鍋やボウルの中でやってみることで、この変化に他の食材を組み合わせると、
料理ができることを目の当たりにします。
化学実験を利用しながら、一品の料理に仕上げていく感覚です。
目の前で起こる食材の変化に釘づけになり、
これがどうやっておいしい料理に変わっていくのか、想像力がかき立てられます。
子供たちの目が輝く瞬間ですね。
そして、楽しく調理実習をしながら、料理ができ上がっていくのです。
できた料理やお菓子を、みんなでおいしくいただきます。
自分で作れたという満足感の笑み。
食べるときには、あの化学実験が!とまさかの気持ちが残りながら、
不思議な感覚でもあるでしょう。
そして、なぜこうなるのかを考察していきます。
他にも、同じようにできる料理がないか、考えを広げていきます。
それまで関係性を感じたことがなかった点と点が一本の線でつながったときに、
人は学びにおもしろさを感じるのではないでしょうか。
学校で教わる理科や科学と違うおもしろさがあるのは、
毎日口にしている食べ物が、実験の題材になるからです。
子供たちに、驚くような発見は、身近にたくさんあるのだということを伝えたい。
ワクワク好奇心を持って、学ぶ楽しさを知って欲しい。
探究心をもって、多角的なものの見方ができるようになって欲しい。
そういった想いから、
「科学の発見」を散りばめた、料理プログラムを展開させています。
料理から科学の扉を開く、全く新しい学びの形を体験してみませんか?