子供たちだけで、手巻き寿司準備を
週末の夜ご飯。
子供たちに、「二人で全部作ってみたら?」
と言ってみたら、できるかなぁと言いながら、乗り気のお返事が!
二人が好きなもので、ハードルの低いもの。
「手巻き寿司はどうかな?」
「いいね~!買い物に行こう」
ネタは兄に選ばせました。
「何が必要なの?」と聞かれたら、
「かいわれ大根」「青じそ」などと私がいうと、
どこだ?どこだ?とさがしに行く二人。
帰り道に、何から準備し始めたらいい?
時間がかかるものは?
と聞くと
「寿司飯!」
では、寿司飯には、何が入っているの?
と考えさせて。
みんなでウキウキ、楽しい帰り道。
家に戻って、紙に作り方を書いてあげたら、
後はすべて二人でやってくれました。
感心したのは息子です。
「刺身は、こういう風に斜めに切って並べてあるから、
おにいちゃんのやり方を見てやりなさい」
と妹に言っているのです!
これは、うれしかったなぁ~❤
そぎ切りの包丁使いの向きは、まったくの逆ですが、
できた刺身は、それっぽくなっています。
教えていないのに、
できあがりのイメージから、作り方を推測して落とし込んでいる ところに拍手。
この力は、料理以外でも(算数の図形とかね)、とても大事ですよね。
で、いつもは見せない、兄の面倒見のよさを垣間見れて、
母はそばで感激しているのでした涙
子供に料理を手伝ってもらうときには、
私は、大人が思っているような切り方をしていなくても、
それはそのままにしておきます。
手巻き寿司のきゅうりを、
「きゅうりを切る」としか紙に書いて渡さなかったら、
こんな風に切っていました。
いいのです、いいのです。
次に、私が手巻き寿司を作ったときに、
気づくのもまたいいのですよね~。
母はそばで、子供をほめる、ほめる、ほめる。
本当にうれしいんですもの、それをどんどん言葉にして伝える。
二人はやる気Maxで、次々とやってくれていました。
途中で、うちわであおぐことに気づいた娘。
よしっ!
できた!できた!
お母さんのために、デコ手巻き?を作成中↓
これはなんだろう・・・・・・
シアワセな夕食となりました。
そして、娘からの突然のサプライズ
起立して
「お母さん、いつも幼稚園の送り迎えをしてくれてありがとう」
「お父さん、いつも日曜日にいろいろ遊んでくれてありがとう」
感激~
(卒園式(在園生として)に出席したばかりでしたから、年長さんの真似ですね。かわゆい)
「お兄ちゃんも、次に言いなよ」
「いいよ、パス」
(だよね~)
そんなやりとりを聞いて、
ますますシアワセになる私でした。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「料理で子供たちの生きる力を育もう!」
食育(子供料理教室・講演)、調理科学、フードコーディネート
Manyoria int’l (マニョリア)
木村 万紀子
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