小豆がゆ~小正月
1月15日
この日は、旧暦による古代正月のなごりで、
元旦から7日までの大正月に対して、
小正月と呼ばれます。
(厳密には、1月14日の日没から15日までの間)
この日は、五穀豊穣を願う、農耕儀礼の一つとして、
小豆がゆ を食べる習慣があります。
我が家でも、夕食に、家族揃って「小豆がゆ」を
五穀とは、
米、麦、豆、粟、ひえ の5つ。
そのうち、ハレの日の食べ物である、小豆でつくった粥です。
赤色は、邪気を払うと言われている色です。
赤飯も同じように、ハレの日の食べ物ですね。
お味も、赤飯風おかゆ といった感じでしょうか。
ハレの日の食べ物でもある、餅も入れます。
餅花・繭玉(まゆだま)を飾るのも、小正月の時期です。
餅花飾りは、五穀豊穣を願って、
餅や団子を、木の枝(柳など)にさして飾るものです。
繭玉飾りは、餅花の一種で
養蚕が行われていた地方で、よく行われていたようです。
その年の蚕(買込がよく育つようにとの祈りを込めて、
上新粉で繭に見立てた団子を作り、
枝にさしたそうです。
以前、この2つ何が違うのかなと思って、調べたことがありました。
餅花飾り作りが、
12月に、和菓子屋さんの
叶 匠壽庵 寿長生の郷(すないのさと)にて
毎年行われています。
一度行ってみたいな~。