「米作りの会」2013 田んぼレポート3
実家の札幌に3週間帰省しておりました。
とにかく、田んぼが心配で、心配で・・・・・・。
奈良の天気予報は、晴れマークばかり。
しかも、夕立も降っていないと聞いていて、
田んぼの高温障害が気になっていました。
そして、帰ってきて見に行ったところ・・・・・・
2013.8.24
花が咲いていました!
白くピョコピョコ出ているのが花です。
もみが開いて、出てきています。
花びらはありません。
1本の穂には、約100個ぐらいの花がつくそうです。
穂先から順番に咲き、全部が咲き終わるまでに、1週間ぐらいかかるそうです。
少しずつずれて花を咲かせるのは、子孫を確実に残すための仕組みです。
うちの稲の花は、いつから咲いていたのかなぁ。
このタイミングで、みんなに観察して欲しいな~。
しっかり実ってきています。
うれしいですね。
田んぼを管理していただいている
萩原農園の萩原さんに、
「今年の日照り続きで、稲に悪い影響が出ていませんか?」と
ドキドキしながらお尋ねしてみました。
和歌山の早い時期に植えた田んぼでは、
もう新米が収穫されたそうです。
そこでは、稲の高温障害が確認されたそうです。
米に、白い筋が入ってしまうのです。
収穫量も少し減ってしまうそうです。
晴れが続き、雨がほとんど降りませんでしたが、
田んぼの水には困らなかったそうで、
水は十分にあったそうです。
それでも、困るのが、
「暑さで、水が湯になってしまう!」
ということです。
それで、田んぼの水の入口、出口を開きっぱなしにして、
かけ流し状態にして、水を流し続ける
という方法で、
地面、張った水の温度を下げる対策をしてくださっていたそうです。
次のレポートでは、
熱帯夜が続くと、稲がうまく育ってくれない!
という話をしたいと思います。
日中に晴れて日が照ることに、稲は耐えられるのですが、
夜に涼しくならないのは堪(こた)える・・・・・・ という話です。