キッズ・クッキング(子供料理教室)のねらい
本年度は5月から、
KIDS COOKING
(2歳からの子供料理教室)
を開講いたします。
年齢に応じたプログラムで、各教室を準備しております。
募集の詳細は、順次アップしていきます。
今日は、キッズクッキングのねらいを、お伝えいたします。
子供たちの
人間の土台となる「生きる力」を育てたい!
その想いから始めた、子供の料理教室です。
子供たちだけで、3~4品の料理を、
約2時間で作り上げます。
発達に応じたプログラム内容で、2歳から始められます。
<目的>
「食のたのしみ、大切さを知る」ということが、
一番の目的です。
旬の食材、
昆布とかつお節でだしをとって作った吸い物のうま味、
伝統的な料理など、
「本物の味」を知ることが、食への意識を高めます。
このほか、キッズ・クッキングならではの、
脳に刺激を与え、心を育(はぐく)むことを重視した
プログラムで構成されています。
①「五感」を刺激する。
料理は五感を働かせて作り、五感で味わうもの。
小さい頃から、質のよい刺激を脳にたくさん与えるほど、
感覚処理能力が身につき、感性が高まります。
また、5本の指を器用に動かし、
料理のできあがりを考えながら作業することで、
空間認知力や、創造力もついてきます。
②段取りを考え、目的を持って自ら動く。
3~4品の献立を時間内に仕上げるので、
効率よく作る段取りを、
料理を入れ替えながら、
頭の中で組み立てられるようになります。
そして、今何をすべきかの判断ができるようになります。
また、仲間と一緒に料理を仕上げるからこそ、
やる気、集中力、コミュニケーション能力が身につきます。
③「達成感」の積み重ねが、
「自分への自信」につながる。
子供が「ひとりで料理が作れたよ!」
という達成感を大切にしています。
料理は、1~2時間ほど取り組むだけで、
大きな達成感が必ず得られるものです。
子供時代に、
達成感をどれだけ得ることができたかということが、
自らをかけがえのない存在だと感じ、
自身の価値を認める「自尊感情」
を養うことにつながります。
自尊感情が高い人は、
困難に出会っても、
自分を信じ、粘り強く努力することができます。
これが「生きる力」を身につけるという本質である
と捉え、指導しています。
④「思いやりの心」を育む。
料理教室が終わると、
子供たちの心の中に、
「家族みんなのために料理を作ってあげたい」
という気持ちが芽生えます。
そして、自分の料理を食べた家族が、
「おいしいね、すごいね」
とほめてくれたという喜びや、
みんなの役に立つことができたということが自信となり、
自尊感情を養います。
ママ目線からひとこと
子供の成長は、あっという間。
二人の子供を育てながら、
今この瞬間の我が子の姿を目に焼きつけておきたいと、
日々感じています。
しかし、子供が幼稚園、小学校に進むと、
我が子が頑張っている姿、
発見や達成した喜びの瞬間を直接見られる機会が、
ぐっと減ってしまうのが現実です。
ほとんどが、園や学校でとなるのですよね。
キッズ・クッキングでは、
我が子がいとおしく感じる表情にたくさん出会えます。
その姿を写真におさめて、いい思い出にしてください。
親子で、ステキな時間を共有していただけるとうれしいです。