いちごセミナー2010 無事終了しました
いちごセミナー2010
4月24日(土)に無事終了しました。
大人と子供合わせて、約70名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
場所は、奈良市帯解の萩原苺農園です。
今年は、親子対象と社会人対象の2部行いました。
今年初だった
幼稚園児~小学校中学年までの子供たちに、いちごのレクチャーをしてから、いちご狩りという企画。
今回は幼稚園に入園したばかりのお子さんも多かったのですが、
子供なりに吸収したり、発見したり。
興味しんしんのまなざしで、こちらのほうがうれしくなりました。
畑の真ん中の青空の下で、いちごのレクチャーの予定が、
なんと、予期せぬ 突然の雨・・・
というハプニングに見舞われてしまいましたが、
天候ばかりは仕方ない! 室内で開催しました。
「いちごクイズ」をしながら進め、
子供たちと双方向のコミュニケーションをとりながら、
いちごってどうやって実るの?という話や
小さい子には、ちょっと高度であろう受粉の話まで、
実物のほかに、イラスト、写真、模型を用いながら、
萩原苺農園のお兄さん、お姉さんと一緒に、伝えていきました。
いちご狩りは、
普段はスーパーでパックの中にきれいに並んでいるいちごしか見たことない子供たちが、
収穫するということ、いちごを育てる仕事があるんだっていうことを知れるいい機会ですが、
そもそも、花や虫などがあってこそ、いちごがなるわけで、
その子その子に応じて、「生物・生態」に興味や疑問を持ってくれるといいなというねらいもありました。
当日は、朝日放送(ABCテレビ)の『がんばれ!元気ッズ』のテレビ取材があり、
子供の真剣な表情に、カメラマンさんが密着しています!
放送が楽しみですね。
さて、場所をハウスに移して、いよいよ いちご狩りへ。
↑本来の地べたでの栽培で収穫体験がメインです。
↑こんな風に、
最近は、農作業の軽減や(しゃがまなくても収穫できるように)、
いちごの状態の管理しやすさなどから、
大人の腰の高さまで棚をあげて、栽培されているところが多いのですが、
本来のなっている姿を子供に経験させてやりたくて、
あえて地べた栽培でお願いして収穫しました。
子供たちそれぞれが、一日の体験から、何かを感じ取ってくれたり、想い出となってくれるとうれしいな、と思います。
大人のセミナーでは、本などにはのっていないような、
農家の方だから話せるような、いちごの生育、生態、品種などの話を聞けて、
知識が深まりました。
多くのお友達、そして初めてお会いする方にもお越しいただき、
今回も周りで共感してくださる方々に、何より感謝でした。
これからも、農業セミナーを、続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。