「ごぼうのささがき」から思うこと
本日は、11月の小学生のキッズ・クッキングの試作
『煎り卯の花』 です。
小学生にはあまりなじみのない料理かもしれませんが、
だからこそ、この一品を 入れることにしました。
この料理には、
ごぼうをささがきにする 工程が入ります。
普段の包丁使いでは、左手はしっかり押さえてが基本ですが、
左手でごぼうを回転させながら、右手で切るので、
ちょっと高度な技。
そういうのが、脳にいい刺激になります。
ヨコミネ式の運動を幼稚園の体操教室で全国に広めている
指導者の幼ななじみが教えてくれました。
♪
見本となる動作を見て、説明を聞いて、
それをすぐに自分の体を使って「体現」できるか
(体現=体で表現するという意味で)
その能力が、大事と。
スポーツで伸びるかどうかの要素の一つといっていました。
料理の世界は、
師匠の真似をして、
同じことができるようになる ことが求められます。
「技を盗む」 ということ。
このスキルは、社会人になって、必要だと感じるものではないでしょうか。
小さいころからの、日々の生活の中に、その要素ってあるんですね。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
食育(子供料理教室・講演)・調理科学・フードコーディネート
Manyoria int’l (マニョリア)
木村 万紀子