幼児料理教室 KIDS COOKING 2011.1月度のご報告
幼稚園の年少&年中のお友達が参加の、
幼児料理教室 KIDS COOKING を
「節分」をテーマに行いました。
献立
●いり豆ご飯
●大根とにんじんの白みそ汁
●大豆とひき肉のいり煮
●いり豆クッキー
献立は、末就園児対象の料理教室と同じ内容にしましたが
(→詳しくはコチラ)
違うのは、包丁を使うということ。
そして、年齢に応じて、理解力も上がるので、
節分に豆をまくのはなぜかというお話も深くできました。
調味料についても、詳しくとりあげました。
「これ、な~んだ?においをかいでみてね」
「みそだ~!色が違う」
「みんなのおうちのみそ汁は、どのみそを使ってる?」
「茶色」
「お母さん、うちのはどれ?」
「色だけでなく、味はどうかな?食べてみよう」
「甘い~」「これはしょっぱい」
そして、冬には白みそを使ったおみそ汁をいただくという話をしました。
お正月に白みそ仕立てのお雑煮を食べたお友達は、頭の中で結びついているかな?
このみそにも、大豆が使われています。
今回は、初めてのお友達ばかりだったので、
「だし」のとり方は、どう感じたかな??
「かつおぶしは、お好み焼きにかけるよ」
「そうだね。かつおぶしやこんぶは、このまま食べてもおいしいね。」
「このおいしい味と香りを、水にうつして、このおいしくなった水(だし)から、おみそ汁を作るとすっごくおいしいんだよ。」
さらにみんなが大きくなったら、もっともっと深く教えてあげられます。
水にみそを溶いてもおいしくないけれど、だしに溶いたらおいしいと感じたり。
だしはそのままではおいしくないけれど、塩味をたしたらおいしいと感じたり。
私は子供たちに、料理がうまくなって欲しいから、料理教室をしているのではないのです。
こういう「発見」を、すごく大切にしたいのです。
なるべく、教えるよりも、子供が気づいてなるほどと思うような流れにしたい。
そして、どうして?という疑問に、きちんと答えをあげて、そこから話を膨らませてあげたい。
今回も、子供たちは、いろんな発見をしてくれました。
たとえば・・・
いり大豆でご飯を作っているときに、
いり大豆のにおいをかいで、
「きなこのにおいがする~」
これって、すごいですよね。
きなこの原料が、いり大豆だってことに気づいたんです。
今度は「きなこ作り」のテーマで、その発見を拾い上げたいと思っています。
みんなの成長が楽しみです