伊賀有機 トマトまつり
暑い夏の真っ盛り、
伊賀有機主催の トマトまつり に参加させてもらいました~
伊賀で有機農法を行っている「伊賀有機」さんが作られた、
有機栽培の完熟トマトをた~くさん使って、
なんと、贅沢にも、トマトピュレ を作ろう!というイベントです。
まず、手渡されたのが、トマト8キロ
もう熟れ熟れの状態です~。
う~、このままかぶりつきたい衝動にかられますが、
ピュレを作るために、ガマン、ガマン。
そして、用意してくれた、大きな釜で、
トマトを湯むきします。
どどどどど~っと、トマトを投入。
豪快!
湯の中で、皮がはじけたら、引き上げます。
この8キロものトマトと格闘
まずは、へたをくり抜き器を使って除きます。
そして、私がひたすら皮をむき、
息子がミキサーにどんどんかけてくれます。
何度も何度も、ミキサーにかけては、ボウルにあけます。
ここでちょっとお味見。
おいし~いトマトジュースができました。
ちょっとのつもりが、ふたりでゴクゴク。
その間、主人は、火おこしです。
それぞれの家庭が、一斗缶を利用したかまどに、薪をくべて。
傍らで、スタッフの方が、薪割りをしてくれています。
トマトをすべてミキサーにかけたら、
好みの分量のにんにく、玉ねぎをみじん切りにする作業へ。
そして、火もいい状態になり、
オリーブオイルで、炒めていきます。
そして、大きい鍋にい~っぱいのトマトピュレと、
炒めた香味野菜を煮込んでいきます。
コトコト コトコト 煮込むこと三時間・・・・・・
その間、つきっきりで、火加減の調節をします。
三時間の間、ただひたすら待っているのではありません。
いろんなお楽しみが用意されています。
にわとり小屋で、卵をとる体験をさせてもらいました。
竹を使って、黒米ご飯を炊いてくれました。
他にも、伊賀有機でとれたお野菜を試食させてもらったり、
大きなカキ氷の機械で、カキ氷を作ってくれたり。
たのしい、たのしい、お祭りです!
火の番の主人の頑張りで、
三時間かけて、鍋半分まで煮詰まり、完成です。
はじめはしゃばしゃばのトマトジュースだったのに、
とろ~っとしたピュレに変身!
わ~い、できあがり~!
家族みんなで作った トマトピュレ。
それぞれが心の中で、やったぞ~って、
達成感を楽しさとともに味わいました。
とてもよい体験をさせてもらえた一日でした。
最後に、煮沸した瓶に詰めます。
瓶ごと、大きな釜で煮沸します。
大きい瓶に4本もできました。
さて、何にして食べようということになり、
ちょうど、お友達のお宅で栽培したバジルをいただいたところだったので、
シンプルに、バジルを加えたトマトスパゲッティーに決定!
も~、これは、めちゃくちゃおいしかったです。
このピュレのフレッシュ感といったら
普通、長く煮込むと酸味もとんで、味がまる~くなりますが、
あんなに長く煮込んだのに、
口の中で、トマトのフレッシュ感がはじけるんです。
そして、トマトの味の濃さ、
さわやかな中にもあるコク深さ。
何これ~って、驚きました
一口食べて、食卓を囲む家族の心が、
「感動」
とひとつになったのを、感じた瞬間でした。
今までレストランでおいしいパスタをたくさん食べたけれど、
肉や魚介を全く入れずに、
シンプルなトマトソースが、ここまでうま~~~~いって感じたのは、
生まれて初めて!
一生懸命作ったからそう感じるのではなく、
本当に、このフレッシュ感はすごい。
これは、家族共通の意見です。
瓶詰めにしたから、保存がきくのに、
あまりのおいしさに、
翌日は、ピザ生地を作り、マルゲリータのピザを。
その翌々日は、パスタの太さを変えて、またまた料理してしまいました。
それでも、飽きない。
そのたびに、
「来年も絶対作りに行こうね!」と話しながら、いただきました。
伊賀有機の方々に感謝です。