手が汚れることが嫌な娘が、ハンバーグを素手でこねだした!
長野県 T.Uさん 小2の女の子
娘は絶対に途中で放り出しただろうな、というレベルの料理で、 最後までたどり着けたことに感動しました。
実際、切る工程の後半はずっと「疲れた~」と言って、
今にも逃げ出しそうな状態だったし、
手が汚れることを異様に嫌うタイプなので
ミンチにたどり着く以前に、
ベーコン切りながら涙目になってました。
そんな娘が、後半はミンチを混ぜるときに使っていた
ビニール手袋を外して
(扱いづらくて時間がかかるのに、
みんながどんどん進む様子に焦ったようです)
全てのハンバーグを整形し、
焼く工程は全部楽しかったみたいで「これ好き~!」と。
ロコモコ丼だけでなく、
普段は一口しか口をつけないコンソメ系スープを
「この組み合わせサイコー!」
と言いながら飲み干したのは驚きました。
食後は「疲れた、疲れた、疲れたあああ!」
といい続けていたので、
次はいつ作る気になるかはわかりませんが、
まんざらでもなさそうで、
とてもよい経験になったようです。
本当にありがとうございました。
・・・木村万紀子から一言・・・
実は、実はですよ、
いつもはこの量の作業を、3人くらいで分担しているのです。
だから、兄弟でなく、一人でご受講してくれた子供たちは、
スゴイ量をこなしているのですよ。
改めて、それをお子さんに伝えてあげてください!
3時間も料理を作り続けるなんて、
普段、お母さんもしませんよね。
それは、疲れるわ~と、主催者も思います。
でもね、私、知ってるのです。
おうちで、一人で、これを全部作ることは難しいけれど、
みんなと一緒ならできるのです。
他のお友達がやっているから、私も頑張ろう!
子供は、集団で何かを一緒にやることで、
この気持ちで、すごくのびるのです。
学校でもそうですよね。
キッズクッキングは、子供たちのその気持ちを知っているからこそ、
「ここまでだったら、きっとついてこれる!」
という加減が、お母さまが思っているよりも、
かなり多くの作業をさせることにしています。
一度、これだけ作ったら、
おうちで、次に、
「〇〇ちゃんのハンバーグ、最高だったよな~またお母さん食べたいな~♡」
「ハンバーグだけでいいから、作って♡」
とお願いしてみてください。
それでも、その年齢のお子さんにとっては
すごーいことだと思うのですが、
不思議と「それだけなら、できそう」
と思うのです。
一度、あれだけ作っちゃう体験をしているから。
「え~!」
と言われたら、
「お願い、お願い~♡ あんなにおいしいハンバーグ、シアワセだった~」
と、甘える風にお願いしてみてください。
きっと、作ってくれますよ。
そのときにね、
「完成したら、先生にメールで報告しよう!」
と一言言ってみてください。
これで張り切ってくれる子供も多いみたい。
エヘ。