幼児料理教室 KIDS COOKING 2011.4月度のご報告
幼児料理教室 KIDS COOKINNG
今回は、新一年生のお友達 6人×2回 の教室を実施しました。
みんな初めてのお友達ばかり。
KIDS COOKINGでは、
末就園児の2歳半くらいからお料理をしていますが、
1年学年が上がるごとに、できることが変わってきます。
この日は、「さっすが一年生!」と拍手したくなるような場面に
何度も遭遇しました。
みんな、とっても頼もしく見えましたよ。
テーマは 「乾物を使って」 。
乾物を戻したものは食卓にのぼりますが、
原形を見たことがないというお友達がほとんど。
親世代の私たちも、昔の人ほど乾物を使わなくなっているのも事実。
みんなで、乾物のよさを知りましょう。
献立
●豆腐とわかめのお吸い物
●ひじきご飯
●高野豆腐の卵とじ
●あんみつ
豆腐とわかめのお吸い物
だしをとります。
昆布が大きくなったら、湯から引きあげよう。
ぬるぬるして、すべる~。
こんなにたくさんのかつおぶしをいれるんだね♪
かつおぶしが沈んだら、取り出します。
だしには、こんぶとかつおのおいしい味だけ移っていますよ~。
三つ葉を切ります。
1年生にもなると、包丁使いもスムーズです。
そして、本日のメインイベント!
「豆腐をてのひらの上で切ってみよう」
小学生には、ぜひやってあげてたいプログラムなんです。
おうちで包丁を使って野菜を切ったことがあっても、
てのひらの上で・・・というのは、ないはず。
みんな、先生のデモを見るまなざしが真剣。
さあ、やってみましょう!
待っているお友達もドキドキです。
全員がとてもうまく切れました。
これって、すごく自信になるのです。
達成感を味わって、みんな目がキラキラしてる~
お吸い物に仕上げに、具をいれましょう。
ひじきご飯
原形のひじきは、わかめ?
という声続出。
ひじきを煮て、ふくらむと、みんななるほどだよね。
しょうゆやみりんで味つけしたひじきを、ご飯に混ぜ込みます。
高野豆腐の卵とじ
高野豆腐を手にとったみんな
これは何???
くんくん、においはどうかな
かちんこちんだね。かめないよ。
水につけたら、やわらかくなった!
こんな風に、そっと押して洗います。
こういう体験は、みんな本当に初めて。
1年生にもなると、きれいに形をそろえて切るのが、みんな上手。
きぬさやははさみでチョキチョキ。
五指を使ってやるということも大切にしたいので、あえてはさみも入れています。
卵を割って
煮汁で高野豆腐、きぬさやを入れ
卵を流しいれます。
あんみつ
こ、これは何???
↑棒寒天です。
煮溶かして、砂糖を加え、ゼリーに。
ゼリーってこうやってできるんだね。
固まると、さくっさくと切れます。
できあがり~
頑張った後のいただきます!
自分で作ったご飯のおいしいこと
食卓に並ぶハンバーグやステーキもそりゃあおいしいけれど、
こんな風に、長く保存して食べるという、
昔の人の知恵から作られた料理を、味わうという機会もいいですよね。