キッズキッチン・子供料理教室~2008年9月
キッズ キッチン 協会主催の、子供料理教室で、講師を務めました。
昨日3歳になったばかりの子~10歳の子まで、27名が参加しました。
幼稚園に通っているくらいの子供たちが多かったです。
場所は、万博公園前の、大阪ガスのショールームDILIPAにて。
みなさん遠くから足を運んでくれました。
まずは、私のデモから。
子供たちは集中力を切らすことなく、30分以上のデモを聞いてくれていました。
●本日のメニュー「実りの秋」
さつまいもご飯
豆腐とみつばのすまし汁
さんまの煮付け
きのこの佃煮
もちろん、3歳でも全部作れます!
まずは、さつまいもご飯から作りましょう。
昆布とかつおから、おいしいだしをとって、すまし汁を作ります。
ぼくも豆腐を手のひらの上で、切れちゃうもんね!
↑みんな、そ~っと、真剣です!
きのこの佃煮は、4種のきのこを切ります。
そして、さんまもおろしていきます。
もちろん、みんな、初体験!
それでも、み~~んな、上手にできるんですよ。
こ~んなに小さい子も、同じように頑張ってるでしょ?
見ているこちらのほうが、感激するんですよ。
これだけの料理を、子供の手だけで、
大人は一切手を出すことなしで、1時間半足らずで、作りあげていくんですよ。
さあ、「いただきます」。
大人の料理教室とは違って、
料理の技術を磨くことが目的ではありません。
五感をフルに働かせる、こういった動きは料理ならではですし、
できあがったときの、達成感、喜びというのは、
本当に大きいんです。
それが、たった1時間半の調理で、体験できるんですよ。
豆腐を手のひらの上で切れたよ!
さんまをおろせたよ!
さまざまなことが、自信となって積み重なっていくんです。
お知り合いのお子さんも何人も来てくれました。
ありがとうございます。
後で聞いてみると、みなさん口をそろえておっしゃるのが、
その日から、はりきって毎日、エプロンつけて、お料理を手伝ってくれるんですよ、と。
そして、おうちでも、このお料理を早速作って、
ご家族みんなにご披露したそうです。
親御さんは、涙が出るほど、その成長がうれしいですよね。
お子さんも、みんなに喜んでもらえて、「自分の存在価値」というものを、感じられるのではないでしょうか。
それが、生きる力になってくれればうれしいですね。
3歳になりたてのお子さんもそうなんです。
そんな話を聞くと、驚きとともに、感動ですよね。